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help リーダーに追加 RSS 外為コラム6:為替レートの見方と捉え方

<<   作成日時 : 2006/11/14 11:29   >>

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外為コラム番外編「為替レートの見方と捉え方」



為替ブログにご参加されている皆さんや、ご覧になられている皆さんは、少なくとも外国為替証拠金取引(FX)の参加者であったり、現在ご検討中の方が大半ではないかと思います。
取引を開始される前には、少なからず取引会社のホームページ等で情報収集を行い、取引の内容やリスク等を十分に理解した上で、口座開設したり、取引を開始されるわけですが、意外にもこのことについて詳しく触れていない会社さんが多いことに気が付いたので、今さらのことながら、今回のテーマである為替レートの見方についてコメントしたいと思います。

当ブログでも、たまにこの件については触れており、既にご存知の方も多いかと思いますが、「もう少し詳しく説明して!」というリクエストがありましたので、ほんの一例として簡単にご説明したいと思いました。

例えば、国内の取引会社さんの取扱い通貨のほとんどが対円ですね。例えば、ユーロ円ですとかポンド円、スイス円、NZドル円などなど・・・・
実際にパソコンの画面上で上記の通貨ペアのプライスが動いていますが、インターバンク市場でその取引があるかと言うと、実は一部を除いてほとんどありません。上記の通貨ペアを俗に「クロス円」と呼ばれる通貨ペアですが、すべて対ドルでの通貨ペアとの組み合わせにより、為替レートを計算上弾き出しているだけに過ぎないのです。

私はいつもこのことを知人に説明するときに「掛け算の九九だよ♪」って、簡単に説明しています。
例えば、ユーロ円のレートを弾き出すためには、
※「ドル円のレート」×「ユーロドルのレート」=「ユーロ円のレート」になります。
その他ポンド円や豪ドル円も同様にドル円のレート×対ドルレートで、対円レートが計算上で弾き出されています。

また一部例外があり、ドル/カナダやドル/スイス、ドル/ランドといった、ドルが左側に来ている
通貨ペアの対円レートの導き方は、
※「ドル円のレート」÷「ドルカナダのレート」=「カナダ円のレート」と言う形で、こちらは割り算をすることでクロス円のレートを導き出しています。

どちらの通貨が優先で、どちらの通貨が劣後(スレイブ)になるかは、既に為替市場の慣習で、敢えて詳しく掘り下げる必要はありませんが、一昔前の大英帝国時代に遡ると、自然と見えてくるかもしれません。

では、このことによって、何が重要になってくるかというと、皆さん疑問に思ったことないですか?例えば「英経済指標が非常に好結果であったのにも関わらず、ポンド円が上昇しない」とか、「ドル下落につられてクロス円も下落」とかいう状況を・・・

上記に述べました為替レートの仕組みをしっかりと理解していれば、このような状況は自然と見えてくるわけですが、意外にもご存知のない方が多いので、ご説明いたしますと、例えば英経済指標の好結果を受けてポンドが買われたとしても、為替市場ではそのほとんどが対ドルで買われているだけなので、もちろんポンドドルのレートは上昇します。
対して、ポンド円のレートは上記で述べましたように「ドル円のレート」×「ポンドドルのレート」になりますので、その時のドル円のレートが同じく上昇していれば、ポンド円はもの凄い上昇します。また、ドル円のレートが横ばいであった場合も、ある程度上昇しますが、ドル円のレートが下落していた場合には、正直あまり上昇しません。逆に下落してしまっている場合もあります。

これが「掛け算の九九理論♪」で、掛け算は両辺のどちらかが減ってしまうと、答えも必ず減ってしまいます。例えば「10×10=100」という計算式をベースに考えると・・・

10×10=100ですが、9×10=90、10×9=90といった具合に、両辺どちらかが減少すると答えは必ず減ります。また、どちらかが増えた場合でも・・・

11(ポンドドルのレートが上昇)×9(ドル円のレートは下落)=99(ポンド円も下落)という具合に、たとえポンドが買われていた場合でも、ポンド円のレートは下落していることもあるのです。

特に海外市場では、ドル売りの場合とドル買いの場合が顕著に表われますので、例えば、対ドル通貨が上昇(ドル売り)していると、市場はドル売りとなっているため、ドル円が下落していることが多く、相対的にクロス円が上昇しにくいといった現象が多々見られます。
対ドル通貨ペアのレートと、ドル円のレートが、同じ幅の反比例で動くわけではないので、ドル売りに傾斜している場合でも、ドル円がさほど下落していなければ、クロス円は上昇しますが、逆にドル買いに傾斜している場合でも、ドル円は上昇しますが、対ドル通貨ペアが下落するので、クロス円はやはり上昇しにくくなってしまいます。

長々となってしまいましたが、上記のような為替レートのカラクリをしっかりと把握すると、「クロス円の取引ってすごい難しいんだな〜」って思っちゃう方もいらっしゃると思いますが、私もそう思います(苦笑)ので、基本的にドルストレート(対ドル通貨の取引)しかやらないのです。

クロスを取引する際には、必ず対ドルチャートを見てからエントリーするようにしましょう♪


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2007/06/09 11:00

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
む〜ん、これはとても勉強になりました!
こういうカラクリだったんですね〜。
指標発表時の値動きはこれで納得がいきました。
局地的な動向を捉えるためには対ドルレートは重要になりそうです。
はる
2006/11/14 22:18
「はる」さん、こんばんは!
そのように言っていただけると、ありがたいです。もっとたくさん勉強できるように更新頑張りますので、「はる」さんももっと為替好きになってくださいね♪
ちなみに、画面上に対ドルのミニチャートを6つくらい並べて見れるシステムがあると、非常に便利です。
指標発表時に分足チャートを並べて見ると、どの通貨が対ドルで買われているか、売られているかが一目で分かります。
千里眼(エニアグラミスト)
2006/11/16 00:53
千里眼さん、こんにちは!
いつも楽しく拝見させていただいています。
今回の記事、大変勉強になりました。
これからは$ストレートで取引しようかな?と思います。

さてお伺いしたいのですが、
£/ CHFなどはどう算出されているのでしょうか?
 £/CHF=£/$ x $/ CHF
で良いでしょうか。
だとしたらクロス円同様、やはり複雑ですね・笑。
私も$ストレート派になりそうです。
bambi
2008/03/27 09:26

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