為替千里眼

アクセスカウンタ

help RSS 人民元改革迫る?4-6月期は大荒れ模様

<<   作成日時 : 2010/03/20 14:14   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 8 / トラックバック 0 / コメント 2

みなさん、こんにちは!
為替千里眼、今週も1週間お疲れ様でした。週間通して膠着感が強く、オプションボラティリティでもドル円1Mが9.90%程度、ユーロ円でさえ11.45%程度と引続きボラの下落傾向が顕著となりましたので、マーケットとしても次なる展開に向けたエネルギーの蓄積なのか、トレンド継続のコンジェスチョンなのか、非常に悩ましい部分でもあります。個人的には前者の新たな展開というのを想定しておりますが、各通貨とも統一性がなく、コモディティブロックはアップサイドが顕著である反面、欧州通貨は下落基調継続という傾向が強く残っており、じゃドル円は?と聞かれると非常に返答に困るところではありますが、その答えも来週にははっきりとするような雰囲気ではありますので、それまでは大人しく様子見スタンスをとっていても良いのではないかと思います。今週は私も相当に振り回されてしまったので、全体で見るとマイナスしてしまいましたが、反省点も諸々見えておりますので、この週末でしっかりとおさらいをしながら、次週展望を想定するうえでの糧にしていきたいと思います。

▼為替ブログ村♪今日もひと押しお願いします


まず最初に、いつもどおりIMMポジションから確認してみたいと思います。

CFTC IMM position (March 16, 2010)
JPY:Long41,278  Short26,081
EUR:Long41,800  Short88,141
GBP:Long11,731  Short75,718
CAD:Long80,982  Short11,342
CHF:Long 8,977  Short14,210
AUD:Long73,747  Short10,253
NZD:Long11,334  Short 8,525

※先週データはこちら

内訳をみてみますと、円ロングは先週から約1万枚の減少、ユーロショートも1万枚の減少、カナダロングが約1万枚の増加、オージーロングは微増するもショートも増加傾向にあり相殺されているような感じです。少々意外だったのが、カナダのネットロングが既にオージーのネットロングを越えてきておりますので、RBAの金利先高感が幾分後退したぶん、BOCの金利先高感が寄り一層高まってきたということが言えるのではないかと思います。昨晩のCPIもそれなりに利上げ時期が早まっている証左とも言える結果となりましたし、ここ最近のBOC高官の発言「パリティも辞さない」というスタンスが後押ししたような感じです。(その後はアンワインドで急落してますが・・・)

▼FX好きが集う場所・外為ブログナビ


今週は、FOMC声明での文言変更が期待された反面、結果的には長期的低金利政策の継続を再認識したことで、市場の早期利上げ観測が完全に絶たれたような感じとなりました。私としても、当該決定を背景に欧州通貨のアンワインドが台頭すると踏んでおりましたが、それと同タイミングで再びギリシャ救済に絡む欧州諸国の軋轢が台頭、思うようにアンワインドが進まず、結局テクニカル的にも好転目前にして反落したというのが経緯としてあります。Fed絡みのキーパーソンとなるホーニグ総裁の反対意向トーンもだいぶ軟化したような雰囲気もありましたので、シナリオイメージとしてはやはりドルベアリッシュを想定しておりましたが、少々その考えも短絡的過ぎたようです。また、ケーブルに関しましても、BOE議事録で一部の委員からインフレ高進懸念が主張され、雇用統計での好結果も相俟って上進する場面が見られましたので、これまでのダウンサイドの展開からの切り返しの契機になると踏んでおりましたが、ご覧のとおり終わってみれば惨敗というのが実情で、この点は相当に反省点ではあります。

▼外為ブログランキング


US10Y Treasury Notes
画像

今週は、期末に絡む本邦企業のレパトリも相当に囁かれておりましたが、その動きも来週がリミットと考えると、ドル円に関しましては上方向の可能性が高いのですが、債券利回りをベースに見てみますと、直近の3.72%を上抜けてこないと92円とか93円というシナリオも描きにくく、また次週は短期ゾーンの債券入札も控えておりますので、この辺は不透明な部分が多く、事後的に動くくらいしか対応がとれません。均衡表でも変化日を迎えることで、今後の方向性を占ううえで来週は特に重要な1週間となりそうですが、市場の反応も統一性に欠けておりますので、あまりストラテジックに拘らず、後出しジャンケン的に追従しても十分ではないかと考えています。

▼ブログランキングドットネット


まぁ、それでもあいだに公定歩合引上げの噂などの雑音もありましたが、米CPIはご覧のとおりの結果、金融規制改革法案で揉んでいるさなか、Fedが早々に追加的な引上げを実施するとも思えません。通常、公定歩合の変更申請は地区連銀が行い、FRB理事会でそれを承認する形となりますので、FOMC直後にこの話が出ること自体不自然ではありますが、FFレートと公定歩合のスプレッドは通常の100bpsとなりますので、現時点での50bpsが続いている間はそうした観測はでやすく、次回4月末のFOMCまでは、こうしたルーマー的な動きは覚悟しておかなければならないかもしれません。また、ルーマーとの代表格といえば「中国人民元の切り上げ」観測ではありますが、ここ最近また米サイドからの切り上げ圧力が高まりつつあり、市場参加者の半数近くが年内中、3割程度が4-6月期に人民元相場の変更を予想しているようです。米国の低金利政策の継続、日本の緩和策拡大、中国の通貨切り上げ観測、なにを主導とした展開となるのかは市場の決定事項ではありますが、4-6月期にはそれなりに大きな動きになるかとは思いますので、現状はあまり体力を削らないような取り組みが求められるのではないでしょうか?

▼ポチっと人気ブログランキング♪



っと、かなり客観的な言い方になっちゃいましたけどね・・・

今週もありがとうございました


千里眼でした ☆.:*''


この記事が参考になったと思ってくれた方は、ぜひクリックしてね♪
▼FXブログランキング▼為替サイトランキング

テーマ

関連テーマ 一覧


 

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 8
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
いつもプログ拝見しております。
機会があればOPについて解説していただきたいんですが、外為会社の情報で 90円OP 19日 数百本とあった場合、OPを持っている人は行使期限にどの位置にいれば権利が得られるんでしょうか?
よろしく お願いいたします。
takasan
2010/03/20 15:05
takasan さんへ
はじめまして、こんばんは!
ご返信遅くなりましたことお詫びいたします。早速ですが文中のみでは必ずしも趣旨が明らかではないかもしれませんが、簡単にご説明いたしますと、例えば本邦輸出がドル売りヘッジとして、ストライク(行使価格)90円のプット(売り)オプションを買っていた場合、実勢価格が90円以下に下落するようであれば権利行使をし、90円以上であれば権利は行使せず実勢レートで売れば良いだけです。通常のオプション(バニラ)は、そのオプションを買った時点で権利は発生し、売った側の銀行側には義務が生じます。ご指摘の「権利が得られる」というのは、設定価格に達した時点で初めて権利が発生するノックインオプションのようなエキゾチックオプション(バニラの反対)でのお話なのではないかと思います。通常のオプションでもエクスパイヤ(行使期限)が設定されているものもありますので、その行使期限が過ぎてしまえば、当然利益が出ているオプションでも消滅してしまいます。オプションを売った銀行側は、実勢レートが90円以下になると権利行使される(簡単に言うと、実勢は既に90円以下に下落しているのに、権利を行使されることで買値90円のドル円を掴まされる)ので、事前に90円で売っておくとか、90円を割れないような防戦買いを仕掛ける(90円ストライクのオプションを売ってる銀行は多数行に渡るため)ことになります。オプションも相対取引で、どのような価格であろうと期限であろうと、何でも銀行によって組成されてしまいますので、内訳まで把握するのは非常に困難ではないかと思います。実務には携わったことがありませんので、抽象的な回答で申し訳ありません。
千里眼(エニアグラミスト)
2010/03/24 19:20

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
コメントは管理者により確認、承認後の掲載となります。
掲載されない場合もありますので、あらかじめご了承ください。

FXブログ「為替千里眼」

人民元改革迫る?4-6月期は大荒れ模様 為替千里眼/BIGLOBEウェブリブログ