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help RSS 83円Midがキーポイント、債務問題からマクロベースの展開にシフトできるか!?

<<   作成日時 : 2010/12/01 13:20   >>

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みなさん、こんにちは!
為替千里眼、今日から12月、2010年も最後の月となりましたので、総仕上げ的なマーケット動向に期待しつつも、現状の展開にやや悲観的になっているのも実情かもしれません。引続き、アイルランドやポルトガル問題がマーケットを支配するなか、昨晩の動向はリスク回避一色となり、ドル円は雲下限となる83円Midまで急落、ドル売りかと思いきやストレートの大半は急激なドル買いとなっておりましたので、結果的には円買いドル買いの典型的なリスク回避動向ではありました現状は、各通貨ごとの変動要因を切り離して考えておく必要があり、ドル円に関しましては米中長期金利の変動が主要因、欧州通貨に関しましては欧州債務問題、その他カナダやオセアニアなどの高ベータ通貨は株価動向を背景としたリスクセンチメントの変化次第といったところかと思いますNYダウは-46ドルの11,000ドル割れ目前、10年債利回りは2.5bps下落の2.797%と、リスクテイクの予兆は見られませんが、幸い米指標は底堅い結果を残せていることは唯一の救いかもしれません。

さて、昨晩はS&Pがポルトガルの長期格付けと短期格付けを引下げ方向でクレジットウォッチに指定したことで一段とユーロ安が進みましたが、水準的には9月の介入当時のユーロ円の安値が107円Highでしたので、ある意味ユーロのみ介入レベルに肉薄しているというのが現状です。11月の月間下落率は、1100億EUR規模のギリシャ支援策が決まった5月以来最大下げ幅となったようですが、これで売られすぎ感が台頭したかというと、まったくその気配はなく、引続きスペインやポルトガル、イタリア国債などの対独債スプレッドは拡大傾向にあり、その他ベルギー国債までもがその余波を受けているような状況です。また、昨晩発表の失業率を見ますと、EU全体では9.6%の失業率も、これら債務問題に瀕している国順に失業率が高かったのは、スペインで20.7%、アイルランドで14.1%、ポルトガルで11.0%という状況ですので、如何に危機的な状況にあるかが失業率だけみても分かります。(ちなみにドイツ単体では+6.4%)

この欧州債務問題は留まるところを知りませんが、今日の東京株はいまのところマイナス幅も穏やかで、ダウ先もこのあとのロンドンでの荒れ模様は示唆しておりません。この後は、欧州圏のPMIを経て、NYでのADPやISMと言う流れになりますので、この欧州債務問題から再び米マクロへ市場の焦点がシフトしてくれるかどうかが鍵となりそうですが、今日はポルトガルの短期証券の入札、明日はスペインの3年債入札が控えており、また同日のECB理事会では積極的な危機管理に乗り出すとの見方もあることから、なにかと材料には事欠かないというのが実情です。テクニカル面で見ますと、ユーロドルでは心理的節目1.30を下抜け1.29Mid付近まで下落しましたが、既にお伝えしているように9月初旬の安値1.26Lowまでの全戻しの可能性が高まっているだけに、一時的な調整戻しも再び売られやすいという現状は認識しておきたいところです。

昨晩の米マクロを振り返りますと、C/S住宅指数は前年比で+0.6%上昇、8ヵ月連続でのプラス、対する前月比では-0.7%の減少で、こちらは2ヵ月連続でのマイナスでした。シカゴPMIに関しましては、市場予想59.9に対して結果62.5と良好な結果となり、今年4月以来の高水準となりました。内訳としては新規受注が67.2に上昇、仕入れ価格も前月の68.9から70.7、生産指数も69.8から70.7に上昇、注目の雇用指数も54.6から56.3に改善しており、週末のNFPに期待を繋ぐ結果だったと言いえますCB消費者信頼感につきましても良好な結果で、予想53.0に対して結果54.1、内訳として注目される雇用調査につきましては、職が豊富との回答が上昇、残念ながら就職が困難との回答も微増してしまいましたが、向こう6ヶ月間の見通しについては、職が減ると回答した者が22.3%から18.8%まで減少しており、多少なりとも労働者間では明るい兆しがみえ始めているのかもしれません。

通常であれば中だるみの水曜日ではありますが、引続き欧州債務問題、周縁国の独債スプレッドの動向、そして米ADPやISM、そしてベージュブックによる中長期金利の変化など、各通貨の水準が際どいところで推移していることから、これら材料に対する感応度も格段に上昇していると思われますチャートのアップは割愛いたしますが、ドル円は雲上限となる83円Mid(粘っても35まででしょうか?)のサポートを維持できるかどうか・・・現状少々怪しげな雰囲気を醸し出しておりますので、再びMidラインを割り込むようだと、クロスも総じて軟調になるものと思われます。目先ではストレートはやや反発気味ですが、欧州勢参入後再び鈍化するようであれば、クロス売りとなりそうですので、安値を拾うより高値を叩いた方が、現状はリスクは低いかもしれません。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
お久しぶりです、キョースケです。
仕事が忙しくなかなか為替動向が確認できていない毎日が続いています。
現在のポジションは放ったらかしのZAR/JPY(L)のみですが、デイトレ復活できたらな、と思っています。
キョースケ
2010/12/01 21:26
「キョースケ」さん、こんばんは!
間もなくNFP発表ですが、デイトレ復活にしては少々荷が重いかもしれませんので、翌週からの再デビューでも良いかもしれません。現状はリスクテイク地合いではないので、エマージングとかは少々リスクが高く、パフォーマンスも見込みにくいかもしれませんね(苦笑)
千里眼(エニアグラミスト)
2010/12/03 22:25

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