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help RSS 米雇用統計後の反落リスクとダドリー総裁の発言に注目

<<   作成日時 : 2011/04/01 13:51   >>

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みなさん、こんにちは!
為替千里眼、今週もなんだかあっという間の1週間ではありましたが、今週最終日となる金曜日、東京株は小反発、為替市場は円全面安の展開となっております。相変わらず東電株の商いは旺盛で、マネーゲームの様相を呈しておりますが、今回の大震災における復興費の目処については東電だけの問題ではなく、日本政府の財源問題となってきますので、中長期的にはやはり円安のバイアスが優勢となるのかもしれません。本日東京序盤で発表された日銀短観に関しましても、+6と前回12月の短観から1ポイント改善と、ロイターと同等の基調(ロイター短観では+15[前月+14])となりましたが、日銀は週明けに今愛の震災発生前と発生後に分けたデータを発表するそうで、そちらの結果がどのような数値となるのか注目されます。

さて、昨晩の動きを軽く振り返ってみたいと思いますが、マクロ面では、IJCが予想38.0万件に対して結果38.8万件、前週比では-0.6万件で2月末以来の低水準を維持しました。4週平均では39.4万人と直近では高水準でありますが、受給総数は371.4万人と前週比で-5.1万人と08年10月来の低水準となっております。続くシカゴPMIに関しましては、予想69.5前後に対して結果70.6となり、対前月比では鈍化したものの引続き高水準の数値となっております。前月から低下したのは2010年10月以来、5ヵ月ぶりだそうで、これ自体少々驚きではありましたが、やや米マクロの改善もピークアウトしつつあるのかもしれませんので、今晩発表のISM-mfgなども合わせて、今後の米経済動向を占っていく必要がありそうです。

昨晩のFed高官発言につきましては、コチャラコタ総裁が年内中に0.75%ポイントの利上げを実施する可能性を示唆、続くラッカー総裁も経済の改善傾向、そしてインフレの兆候が見受けられるとして、Fedは6000億USDの債券買い入れプログラムの縮小を検討すべきとの見解を示したことで債券市場が反応、米中長期金利の小幅上昇とともにドル円は83円台へ戻しております、個人的にはここまでの反発は想定していなかっただけに少々違和感を感じるところで、これらタカ派的な発言に対して今晩は、ハト派の第一人者でもあるNY連銀のダドリー総裁の発言が控えているだけに、早期緩和解除に対する否定的な見解に注意しておきたいところで、その他週末の利食いや雇用統計の予想外の悪化などにも注意が必要かもしれません。

3月米マクロの雇用関連指数


■Fed製造業インデックス
エンパイヤ:9.09(3.61)
フィリー:18.2(23.3)
リッチモンド:16(16)

■ISM
ISM-mfg:???
ISM-nonmfg:???
シカゴPMI:65.6(59.8)

■民間統計
ADP:20.1万人(20.8万人)
チャレンジャーレイオフ:4.15万人(5.07万人)
モンスター:136(129)

■カンファレンスボード
職が豊富:4.4%(4.9%)
就職が困難:44.6%(44.4%)
求職が増える:19.9%(21.2%)
求職が減る:20.7(15.0%)


昨晩は、上記ドルブルの展開に対して欧州通貨が再び軟調、ユーロドルは1.42越えから1.41Midまで押し戻され、ケーブルに関しては1.61Midから1.60Lowまでの下落となりました。背景には上記Fed総裁のタカ派的な見解もあったのですが、ポルトガルが発表した2010年の財政赤字における対GDP比が8.6%となり、目標とする7.3%に届かなかったことが嫌気されポルトガル国債は利回りが急上昇、これに歩調を合わせるかのように周縁国の利回りも上昇させました。欧州タイムでは、HICPの一段の上昇から、市場では4月以降も連続利上げに踏み切るのでは?との見方が強まったことで、ユーロ堅調の地合いが醸成されましたが、このポジティブな思惑と、周縁国の債務問題といったネガティブな問題との板ばさみで、当面は上下振れやすい状態が続くものと思われます。アイルランドにおける銀行4行への総額240億EURの増資要請については、市場予想の範疇に留まり、特に大きなサプライズとはなりませんでした。

さて、今晩はなんと言っても米雇用統計ですが、上記でも示しましたように各マクロの雇用指数はマチマチで、アップサイドおよびダウンサイドともに可能性はあるものと思われます。もちろん、今週は大きく値を上げた1週間ではあり、連日のFed高官によるタカ派的見解を背景に、ドルブリッシュな展開を相当に織り込んでおりますので、市場反応としては悪結果に対するネガティブ反応が大きく、好結果に対するサプライズ的な動意はさほど大きくないのではないかと思われます。まぁ、蓋を明けてみないと分からないイベントではありますので結果ありきかとは思いますが、個人的には多少なりとも弱めな結果を想定しており、ドル円についてはさすがに過熱感が台頭しておりますので、一旦はガス抜き的な下落に期待したいところではあります。

では、午後も頑張りましょう!

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