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<<   作成日時 : 2011/05/04 20:52   >>

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みなさん、こんばんは!
為替千里眼、昨日は一日オフラインにさせて頂きましたが、材料性に乏しいなか、欧州タイムで発表された製造業PMIの悪化を背景にケーブルが大幅下落、原油価格が3ドル近い下落となったことを背景にコモディティブロックも大幅下落と、少々調整色を強めた展開となった一方、円やユーロなどは底堅い展開となっており、各通貨ごとでパフォーマンスの異なる読みにくい展開となりました。NY株も冴えない展開で、債券利回りは引続き3.20%を試すかのような展開、引続きドルショート寄りの外部環境ではありますが、やはりドル売りバイアスは若干弱まってきているような雰囲気です。市場はこのあとのADP、そしてISM非製造業に照準を絞っておりますが、月曜日のISM製造業は市場予想こと上回りましたが、内訳としては強弱マチマチなところが目立ちましたので、米景気見通しに対してもやや懐疑的な見方が広がってきたものと思われます。

そのISM製造業の内訳ですが、特に重要視される新規受注が前月の63.3から61.7に低下、生産指数も69.0から63.8に大きく鈍化、雇用指数も63.0から62.7に低下するなど、シカゴPMIに沿った形の内容だったと言えます。ただ、受注残が大きく伸びておりますので、まったくもって悲観的な内容だったとは言えませんが、注目の雇用指数はシカゴPMIもISM製造業も鈍化、このあとのISM非製造業でも鈍化となると週末のNFP予想については、若干の下方修正も余儀なくされるかもしれません。もちろん、その前にはADPというNFPの前哨戦的な材料もありますが、以前からお話しているようにADPとNFPの相関性はさほど高くありませんので、ADPはあくまでも参考程度の材料という位置付けで見ておいたほうが無難ではあります。

ISM-nonmfg各社予想
バークレイズ:58.0
BTMU:58.0
シティ:57.5
NYメロン:57.5
Wファーゴ:56.9


ADP雇用報告に関しましては、市場予想は概ね20万人前後で、概ね過去3か月分の平均値のような数値でコンセンサスとなっております。オンライン求人のモンスターによると、直近で雇用が伸びている地域は、デトロイト、フィラデルフィア、シカゴ、シンシナティの順だそうですが、いずれも自動車産業がメインとなる地域で、自動車販売等の復調を背景とした動きかと思われますが、先述いたしましたシカゴPMIでの雇用指数の鈍化、そして日本の大震災によるサプライヤーに対する悪影響が波及しつつある点を考慮すると、やや下方リスクの方が高いのかもしれません。もちろん、こちらはこのセクターのみのお話となりますので、他業種が力強い伸びを示すことになれば話は違ってきてしまいますが、製造セクターに関しては下振れのリスクがあるものと思われます。

ISM非製造業に関しましては、ご覧のとおり相変わらずWファーゴが弱めな数値を予想しているものの、NFP予想に関してはコンセンサスどおり19万人を予想しておりますので、雇用そのものに対する見解は比較的タカ派のようです非製造業に関しては、3月データが2月対比で比較的大きく鈍化いたしましたので、今月はその反動増となる可能性がありますが、製造業ほどの反発基調はない(といよりかは製造セクターに遅行する傾向)と思われますので、市場予想の57.5付近がやはり無難な数値なのではないかと思われます。いずれにしても、仮に好結果であれば株高、株高がリスクセンチメントを後押しして、結果的にドルショートに傾くようなイメージですので、引続きユーロなどは底堅いようなイメージです。

その他、Fed高官発言(Fedローゼングレン総裁、SF連銀のウィリアムズ総裁、ロックハート総裁)はいずれもハト派、ロンドンではポルトガル支援が正式に合意に至ったり、S&PがBOEの利上げを示唆したりと欧州通貨の外部環境は再び好転しているような状況ではありますので、高値警戒感は依然として大きいもののドルショート寄りのイメージは継続で臨みたいところです。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
先ほど家に帰ってきました。
PCデスクに着いた途端、ため息出ました。
米国ISM非製造業景況指数は惨憺たる結果でしたね。。その影響でプラスが出ていたポンド円ロングのプラス分はほぼ消えてしまいました。。
ただこれである程度織り込んでくれて週末のNFPでは上昇となれば個人的には良しなんですけれどね。

油断はできないものですね(苦笑)
キョースケ
2011/05/05 00:51
「キョースケ」さん、こんばんは!
ISM非製造業の結果には正直驚きました。位置付けとしては、製造業が先行指数、非製造業が遅行指数となりますので、現状製造セクターの伸びが顕著である点を踏まえると、今回の鈍化は一時的なものと捉えることができますが、製造業のデータも少々ピークアウト感が台頭しておりますので、やはりFedの年内利上げの可能性は一段と低くなったと判断できます。

雇用統計も重要なイベントではありますが、それによって利上げ観測が再燃するようなことはないと思いますので、なんだか楽しみが一つ減ってしまったような雰囲気です。引続きNFP総数と失業率の変化に注目、民間雇用数はもうあまり関係ありません。
千里眼(エニアグラミスト)
2011/05/05 21:07

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