1日1回応援お願いします為替ブログ村 みなさん、こんにちは! 為替千里眼、今日は随分と蒸し暑い夏のような陽気となっておりますが、外回りの方々にとっては厳しい時期の到来といった感じです。相変わらず金融市場はギリシャの債務再編懸念で不安定な状況が続いておりますが、昨晩は特段材料に乏しいなか、NYダウはギリシャ情勢を巡るヘッドラインを受け神経質な展開を強いられたものの、その後ユンケルユーログループ議長が臨時ユーログループ会合を7月3日に開催するとの見解を述べたことから市場におけるのギリシャの債務再編懸念が後退 、ユーロドルは1.42割れのDayLowから1.43ドル台を回復、ユーロ円も一時113円台半ばへ下落していたものの、その後は急反発で115円台を回復し、ショート勢は軒並み切らされたといった感じでした。この債務再編懸念の後退もあり、米10年債利回りは前日比+1bpsの2.96%で引けており、回避動意は一時的に後退しておりますが、市場は今晩に(日本時間22日の早朝6時予定)控えるギリシャ新内閣の信任投票に照準を合わせており 、その結果次第でEU/IMFの第5トランシェの実行の可否が決まるといっても過言ではありませんので、今晩は明け方のウェリントンまで気が抜けないといった状況です。昨晩もIMFのリープスキー理事が「ギリシャが次回融資を得るためには、ギリシャ当局が一連の施策で合意を得て、中期財政戦略プログラムが軌道に乗ることが前提 」と明確に示しておりましたので、まずは第一のハードルとなる新内閣の信任を得るということが重要な要素となります。もちろんその後は、28日の中期財政戦略に対する採決を経て、上記ユンケル議長が述べた7月3日の臨時ユーログループ会合にて第5トランシェの融資承認に至るというのがベストシナリオですが、単純イメージで今晩の新内閣に対する信任投票をクリアすればユーロは買い戻され、また28日までは中期財政戦略の議会通過に対する不透明感から上値の重い展開、そして28日の承認を得ることができれば、それこそユーロドルは1.45付近まで急反発するものと思われます。ただし、無論逆サイドのリスクも内在しておりますので、最悪信任を得られなかった場合の急落リスクというのも想定しておきたいところではありますが、デイリーのモメンタムは徐々に切り上がり、均衡表の雲下限も俄かに上抜けしつつある状況なので、このまますんなり上値トライになるとは思えませんが、目先アップサイドのリスクが高まっているかもしれません。 逆サイドのリスクシナリオについて軽く触れておきます。明朝明け方に予定されている新内閣に対する信任投票において否決された場合、議会は解散総選挙となることは確定的で、そうなった場合には少なくとも選挙実施まで30日以上が要され、中期財政戦略の7月中の議会通過も実質不可能になります 。なぜゆえに6月中の議会成立が急がれるかと言えば、答えは簡単で7月20〜25日前後に予定されている国債利払い(規模は28.5億EURのようです)が間に合わなくなり 、ギリシャは完全にデフォルトに陥る形となります 。これは大変な事態だということは言うまでもありませんし、ユーログループとしてはギリシャ一国以上にポルトガルやアイルランド、スペインなどへのコンテージョンリスクの方が大きいので、なんとしてでも今回の信任投票はもちろん、中期財政戦略の議会通過をさせなければならないという状況にまで追い込まれているのが実情です。仮に、第5トランシェが実行された場合でも、救済額120億EUR程度では時間稼ぎ程度にしかならず、また昨今取り沙汰されているウィーンプラスでの自発的な債務再編に関しても、既にS&Pがデフォルトとみなすと警告を発していることから、救済が実行された後も試練が待ち受けていることには変わりなさそうです。 ▼「ボリンジャーバンド入門」(定価5,800円)プレゼント中! では、午後も暑いですが頑張りましょう!(汗) 1日1回応援お願いします人気ブログランキング 千里眼 でした |
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