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help RSS ギリシャ期待の高まりは楽観的過ぎる?

<<   作成日時 : 2011/06/28 13:48   >>

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みなさん、こんにちは!
為替千里眼、相変わらずギリシャ関連のヘッドラインに左右される展開が続いておりますが、昨日はギリシャ中期財政戦略に対する可決期待感もさることながら、フランス政府がギリシャ国債償還に際し民間銀が自発的に最大70%を新発30年債等に投資、ロールオーバーする等の案を発表したことも好感され一気に地合いが改善。ユーロドルは一時1.41Lowまで軟化していたものの、終わってみれば1.43まで反発、ドル円も米マクロが鈍化した割には下落せず、全般的な地合いに下支えされたような感じでした。NY株は100ドル超の上昇、債券市場も軒並み下落となり、10年債利回りは2.92%水準まで回復、米中長期債利回りの反発につれてドル円は81円台乗せに至るといった見方が強まっておりますが、一方のオージーなどのリスク通貨は軟調に推移するなど、一概に地合い改善とも判断し難い展開だったように思えます。

言うまでもなく今日の東京株は大幅反発で、前場段階でも100円超の上昇、昨日の下落を丸々取り戻しているような感じではありますが、市場全般的にはギリシャの中期財政戦略採決待ちといった空気が醸成されております。昨日の米マクロを振り返りますと、序盤の個人消費はフラットと、過去10ヶ月間連続でプラス推移を辿っていただけにネガティブ反応、一方のコアPCEが+0.3%と09年10月来の上昇率となったことで強弱入り混じりの結果となりました。また、注目の2年債入札に関しましては、落札利回りが直前の発行日取引水準となる0.382%を上回り0.395%と軟調な結果、応札倍率も3.08倍と前回の3.46倍から低下しました。外国中銀などの間接入札比率は、前回の31.3%に対し22.0%と08年2月以来の低水準に落ち込むなど総じて軟調な結果だったことを鑑みると、現状の市場の地合いは悪化というよりかは、ギリシャに対する期待感の方が大きいということが言えます。

本日からある程度指標発表も本格化して来ますが、やはり市場の焦点はギリシャの中期財政戦略動向に尽きると思いますので、引続きギリシャ関連の報道に左右されやすい、またユーロのみならず金融市場全体に影響を受けやすいため、ギリシャ支援への疑念につながるようなコメントや材料が出た場合には、それなりに地合いも悪化しそうな雰囲気です。現状は東京株こそ上昇しているものの、ダウ先等は反応しておりませんので、このあとの欧州タイムでも引続きリスクテイク展開が続くかどうかは少々懐疑的で、昨日の動向が週初の調整であったとすれば、やはりギリシャ採決の前に一旦はロングの吐き出しもあるような気がします。ロンドンでの英GDPに関しては、確報ベースの材料となりますので特段影響は出にくいと思われますが、経常収支の方は引続き財政緊縮という観点からダウンサイドリスクに留意したいところです。

昨日のデイリーチャートでのレンジは、各通貨ともまだブレイクには至っておりませんので、引続き戦略の変更はなく、みんなショート興味ではありますが、なんか全般的な雰囲気としてはアップサイド・・・(汗)、取り敢えずこの後の海外勢の出方を窺いながらも半信半疑の状態が続いておりますが、既にEUはギリシャの中期財政戦略が否決され、次回融資が実施されない事態に陥った際の代替案を検討していることから、現在の市場の期待感というのは少々楽観的過ぎるような気がしてなりません(苦笑)。

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