1日1回応援お願いします為替ブログ村 みなさん、こんにちは! 為替千里眼 、今週も1週間お疲れ様でした。週末のNYダウは240ドル安と再び大幅安で明けの東京の動意が非常に懸念されるところではありますが、幸いドル円は77円乗せ、ユーロドルは大幅安となりましたが、元々1.35割れでは先日の安値1.33Midへの下落を見込んでいただけに、結果オーライの金曜日ではありました。依然として欧州債務懸念が払拭できない地合いが続いておりますが、昨晩はロンドンで発表された独リテールの大幅安を背景に終始ユーロは低調、中国のPMI指数の軟化を受け株式市場も低調といったところだったかもしれませんが、週初の上昇に対する反落というイメージが強く、地合いを改善させるべく欧州絡みの新たな材料が、後半にかけて出てこなかったというのが実情かもしれません。引続き欧州問題が次週もテーマになりやすい状況かとはおもわれますが、次週は言うまでもなくECB会合、そして米雇用統計を迎えることとなりますので、あまり大きくポジションを傾けられないというのが実情ではありますが、いずれにしても大きくリスクセンチメントが改善する可能性は低そうなので、その点を踏まえて来週の動意に備えておきたいところかと思います。 さて、昨晩の米マクロに関しましては、序盤の消費支出等は軒並み市場予想どおり、個人所得の2年ぶりとなるマイナスが少々気掛かりで、所得の低下が今後の消費に影響を及ぼすことが避けられないという状況かとは思いますが、PCEコアは前年比で+1.6%とフラット、依然として緩和の余地は十分な状況であると言えます。続くシカゴPMIは予想を反する好結果、U-Michも59.4と予想値の57.8を大幅に上回りドルの上昇を支援、ただしストレートでのドル上昇は株価の大幅下落を背景とした回避動意の側面が強く、債券利回りは10年債で再び1.92%レベルまで低下しておりますので、ドル円の上昇に関しましてはややパンチ力不足といった感じがあります。シカゴPMIに関しましては、予想55.0に対して結果60.4と6月以来の60台回復、主要構成項目でも、生産指数が57.8から63.9、新規受注が56.9から65.3、雇用指数も52.1から60.6に改善しておりましたので、総じて好結果だったのではないかと思います。明けの月曜日にはISM製造業の発表も控えておりますので、一応総合指数での50割れの懸念は後退したかもしれません。 CFTC IMM positions (September 27, 2011)JPY:Long61,166 Short18,844 EUR:Long19,705 Short102,178 GBP:Long14,288 Short78,298 CAD:Long21,320 Short41,870 CHF:Long 6,618 Short 4,194 AUD:Long29,422 Short24,255 NZD:Long14,475 Short 4,884 ※先週データはこちら ご覧のとおり、相変わらずの円ロングと、相変わらずの欧州ショートで基調的なポジションバランスはさほど大きな変化はありません。気掛かりなのは、高ベータとなるオージーやカナダなどのショートが大幅に増加している点で、オージーロングは前週比-1.0万枚、ショートは+0.9万枚でネットショートで2万枚近く増加しており、カナダも同様にショートが急増しております。株価の鈍化という側面が大きいのかもしれませんが、やはり欧州問題に対する小手先の期待感では本当の意味でのリスク志向は改善しきれず、欧州通貨のショートの一時的なアンワインドは起きても、リスクオンにはなっていない点が窺えるところかもしれません。となると、本格的に市場の懸念が後退するには、やはりギリシャの第6トランシェが実際に行われるまでは予断を許さない状況が続くと思われ、ますます来週ECB会合での利下げの有無は重要な争点となってくるものと思われます。 US10Y Treasury Notes週末は大きく低下した10年債利回りですが、モメンタム的には一段の低下も少々考えにくく、チャネル下限となる1.80%などの低下には新たな悪材料が必要といった感はあります。幸い、週末の米マクロは軒並み改善となりましたので、あとは欧州サイドでの動向次第といったところだとは思いますが、次週はISMをはじめADPや雇用統計などの重要マクロが控えておりますので、これらが軒並み悪化した際には債券利回りは一段の低下を余儀なくされるかもしれません。一時的に市場のテーマが米マクロに移行する可能性がありますので、来週は変わりやすい市場のセンチメントが一段とショートタームとなり、忙しない1週間となる可能性はありますが、個人的にはドル円の下値は引続き限定的で、コアレンジも従来の76円Lowから76円Mid〜77円Midtに切り上がったと認識しております。 さて、その最大の焦点となるECB会合での利下げの有無に関してですが、昨日発表された欧HICP速報は、予想+2.5%に対して結果+3.0%とターゲットの上限を超す上昇幅となっておりますので、これだけを見ると利下げの可能性は低いという判断になってしまいます。欧HICPは速報段階では詳細な内訳の発表は行われませんが、元々、先に発表された独CPIでは衣服・履物が大幅に上昇していたようで、暫定値でも+2.7〜2.8%程度の数値が予想されているところで、やはり利下げという選択肢はそう簡単には選べないところかもしれません。ただ、一つのきっかけとして、今回の会合で最後の議長を務めるトリシェ総裁が、後任のドラギ氏に最良な環境でバトンタッチしたい(最良といっても現状がユーロ史上においてきわめて困難な局面であることには違いありませんが・・・)という意図はあると思いますし、ドラギ氏にバトンタッチしてからの利下げは、数ヶ月前に利上げしたばかりのECBにとっては信認を失い、新総裁に対しても批判の的になってしまうため、その役をトリシェ総裁が引き受ける、というシナリオも想定できます。 いずれにせよ、利下げ以外でもカバードボンドの買取(CBPP)などの話も出ておりますので、何らかの重要な決定がなされることは間違えなさそうですが、カバードボンド買取についても、前回その決定が09年5月よりも状況が悪化しているのが現状ではあります(リーマンショック時と比較されますが、現状の方が明らかに状態は悪いです)ので、先のカバードボンド買取よりもう少し踏み込んだ策が必要かもしれません。先の買取策では、ECBの購入が完全に不胎化されておりますが、今回はそうならないかもしれませんし、規模は前回よりももっと大きなものになるかもしれません。その辺が来週のテーマになるかどうかは、蓋を開けてみないと分からないところなので、適宜判断したいところです。 では、今週も1週間お疲れ様でした 1日1回応援お願いします人気ブログランキング 千里眼 でした ☆.:*'' |
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