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help RSS 米英議事録の争点は如何に?/今週の主要材料と展望

<<   作成日時 : 2011/11/20 20:46   >>

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みなさん、こんばんは!
為替千里眼、いよいよスペインでの総選挙が先ほどから始まり、サパテロ首相率いる与党・社会労働党への反発が強まるなか、市場の予想どおり7年半ぶりに政権交代に至るか否かが注目されております。スペイン国内の失業率が20%台と新興国並みに高いことから現政権に対する国民の反発感情も高まっており、逆に新政権に寄せる期待感も相当に高まっているのが実情ですが、仮に現野党となる国民党が政権を握ったしたとしても、その国民の反発要因となっている財政緊縮は継続となりますので、仮に目先的に期待感を背景とした反発地合いとなったとしてもその持続性については懐疑的に見ておいた方が良いかと思います。投票は日本時間の21日午前4時で締め切られ、早朝には大勢が判明する見通しとなっており、週明けの東京からその結果を受けたユーロ動向、そして世界的な金融市場への影響は少なからず出る見通しとなっております。

※スペイン選挙動向はYahoo Espana
http://es.yahoo.com/

さて、今週は水曜日が勤労感謝の日でお休みの方も多いことかと思いますが、米サイドも木曜日の感謝祭を皮切りにいよいよホリデーセールの期間となりますので、このような経済状況ではありますが、この期間だけは小売店も盛り上がりを見せるのではないかと思われます。民間の事前調査では、このホリデーセールの期間中、昨対で約10%程度の消費増が見込まれているところではありますので、それなりのマクロ改善は期待できるところでもありますが、現状の地合いがマクロ軽視の欧州懸念重視という状況ではありますので、引続き欧州サイドの政治的な動きが市場の主題になることは言うまでもありません極論を言ってしまうと、早期EFSFの拡大実行、そしてECBによる無制限支援を決定してしまえば、足許の懸念もあっという間に後退してしまうのではないかと思いますが、無論ECBサイドは猛反発しておりますし、そもそも独が反対しておりますので、あくまでも一国の政府のみが解決できる問題としてECBの関与は期待できないところかもしれません。

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話がだいぶ逸れてしまいましたので、取り敢えず今週の主要材料と展望に入りたいと思います。

【11月21日(月)】
・本邦貿易収支
・BOJ議事録
・欧経常収支
・加卸売売上高
・米中古住宅販売
※米2年債入札(27時:350億USD)
※Fedロックハート総裁、講演(28時30分)

【11月22日(火)】
・スイス貿易収支
・英PSNB
・加リテール
・米GDP3Q-2nd
・米個人消費3Q-2nd
・米リッチモンドFed
・欧消費者信頼感
・FOMC議事録
※米5年債入札(27時:350億USD)
※Fedコチャラコタ総裁、講演(27時)
※仏バロワン財務相、講演(時間未定)
※ギリシャパパデモス首相、ユンケル大統領会談

【11月23日(水)】
・独PMI-mfg(Flash)
・独PMI-serv(Flash)
・欧PMI-mfg(Flash)
・欧PMI-serv(Flash)
・欧PMI-comp(Flash)
・BOE議事録
・米IJC
・米耐久財受注
・米個人消費支出
・米コアPCE
・米U-Mich
※本邦勤労感謝の日休場
※ECBコンスタンシオ副総裁、講演(20時)
※米7年債入札(27時:290億USD)

【11月24日(木)】
・NZ貿易収支
・独GDP3Q-2nd
・独Ifo
・英GDP3Q-2nd
※ECBプラート理事、講演(21時40分)
※ポルトガル・ゼネラルストライク
※米サンクスギビング休場

【11月25日(金)】
・本邦CPI
※ECBプラート理事、講演(25時)


引続き欧州サイドの動きに注目されるなか、足許のマクロは短期的な要因として捉えておく程度なのかもしれません。とは言え、火曜日のFOMC議事録、水曜日のBOE議事録、そして今週は感謝祭の影響で米マクロのスケジュールが若干異なっておりますので、連休を控えて海外勢のポジション調整なども踏まえて突発的な動きには注意しなければならないかもしれません。前回のFOMCでは特に目新しい材料は出ませんでしたが、引続き市場とのコミュニケーション方法の改善についての議論が焦点になると思われます。最終的な結論には至っていないものの、FRBが長期的に望ましいと考えるインフレ率に関する情報や金利の将来の道筋に関する情報などが検討されており、最終的にFFレート予想を加えることが最も有用な方法だと認識しているようです。また、引続きMBSの追加買取の議論も行われており、追加緩和が必要となった場合の次の政策手段はコミュニケーション方法の変更かMBSの買取りとなる可能性が高いと思われますFOMC直後の声明および定例会見以上の情報が議事録で出る可能性は低いと思われますが、債券市場には影響が出やすいと思われますので、その点を念頭に見ておきたいと思います。

BOE議事録に関しましても、先の16日発表のインフレ報告でBOEはインフレ率が中期的に+2.0%の目標に到達するならば量的緩和の規模をさらに拡大することが必要になるという見方を示しておりました。背景には世界的な弱い経済状況、金融市場と銀行システムの緊張・動揺の継続、企業および家計の信頼感の弱さなどを指摘しており、とりわけユーロ圏の混乱については英国の見通しに深刻な悪影響を及ぼす恐れがあることを強調しております。ご周知のとおり英国内の需要の著しい弱さにもかかわらず、足元のデータからは消費者物価のインフレ率が抑制されている証拠はほとんど見当たらず、MPCが一段の緩和拡大を正当化するのは少々無理があるようにも見えますし、中長期的にインフレ率が目標の+2.0%に到達するというMPCの見通しもかなり不可解な部分ではありますので、この点をMPCがどのように認識しているのか、そして来年1月か2月と見られている追加緩和に関する何らかのサインが発せられることとなるのか、材料的にはポンド売りの要因ではありますが、この辺が争点になると思われますので、結果についてはしっかりと見極めたいところではあります。

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では、今週も張り切って行きましょう!

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